旧正月:年卅晚、利是、赤口
年卅晚は nin4 saa1 aa6 maan5。年三十晚は nin4 saam1 sap6 maan5。利是と利市はどちらも lai6 si6 と lei6 si6。赤口は正月三日で、その日は拜年をしないと条に書く。花市は年廿四から年初一の朝六時までと書く。
粤典の新年は san1 nin4。釈義はまず二つの暦を分ける。西暦の新年は一月一日。中国の新年は旧暦正月一日で、ふつう初一から十五までをまとめて新年と呼ぶ。続いて、香港では中西どちらの新年もこの二字で呼ぶ、と書く。量詞は個。配語に新年の休みと、農曆新年 nung4 lik6 san1 nin4 がある。
年卅晚と年三十晚は同じ条の二つの書き方で、どちらも旧暦の年の最終日。年卅晚は nin4 saa1 aa6 maan5。年三十晚は nin4 saam1 sap6 maan5。三十の二字が卅の saa1 aa6 を分け、晚は maan5 のまま。
年卅晚
nin4 saa1 aa6 maan5
年三十晚
nin4 saam1 sap6 maan5
年初一 nin4 co1 jat1 は旧正月の第一日。近義は大年初一 daai6 nin4 co1 jat1。大年初一の例文は、その日は必ず出て拜年する、という文。拜年 baai3 nin4 は、そのあいだに年長者や友人の家を訪ね、縁起のよい言葉を交わすこと。もう一つの例文は、年初一に祖父のところへ拜年に行った、という文。
拜年
baai3 nin4
恭喜發財 gung1 hei2 faat3 coi4。旧正月に顔を合わせたときの言葉。例文は「恭喜發財,利是逗來」。この文の利是は lai6 si6、逗來は dau6 loi4。利是は利市とも書く。二つの書き方とも lai6 si6 と lei6 si6 を並べる。祝いに渡す金で、ふつう赤か金の封に入れる。封は正文で利是封と書く。主に年越しに配る。香港の一段は、既婚者が子ども、後輩、未婚の友人に配り、雇い主も従業員に配る、と書く。量詞は封。to-jyutping は「利是」だけを見ると、先に lai6 si6 を返す。
利是
lai6 si6
恭喜發財
gung1 hei2 faat3 coi4
赤口 cek3 hau2 は正月の第三日。条は、この日は言い損ない、人と争いやすいと考えられているので、家に留まり、拜年をせず、親族や友人にも会わない、と書く。
赤口
cek3 hau2
團年飯 tyun4 nin4 faan6 は旧暦の年末、團年のその一食。量詞は餐。英語は、ふつう除夕だと補う。近義は年夜飯。年夜飯にページはない。
年糕 nin4 gou1 は糯米または糯米粉で作る。広東一帯の習慣として片糖を加え、色は褐色、と書く。量詞は塊、嚿、底。例文「今年我買了兩底年糕」は、今年の年を nin2 と標す。
年糕
nin4 gou1
油角は jau4 gok3 と jau4 gok2 を並べる。年越しの食品。落花生、胡麻、砂糖を炒って餡にし、皮で半月に包み、黄金色まで油で揚げる。量詞は嚿。角仔 gok3 zai2 の釈義は油角と同じで、近義は互いに指す。ただし角仔のページは gok3 だけで、gok2 はない。角仔の例文は、煎堆と角仔のどちらが好きかと問い、煎堆を zin1 deoi1 と標す。煎堆に自ページはない。
油角
jau4 gok3
全盒は攢盒とも書き、どちらも cyun4 hap2。年越しの食品を入れる盒。量詞は個。例文は、何を入れると最も縁起がよいかと問う。条は答えない。
花市 faa1 si5 は年宵の市場。条は、香港の年宵市場は毎年、旧暦の年廿四から年初一の早朝六時まで開き、年花、乾貨、濕貨、熟食を売ると書く。量詞は個。例文は、その年の花市には地元で意匠した公仔が増え、翻版を買わなくてよくなった、という文。翻版は faan1 baan2。
花市
faa1 si5
桃花 tou4 faa1 の第一義は桃の花。量詞は朵、樖、盆。例文は、新年には必ず一樖買う、という文。樖は po1。第二義は感情に転じ、恋が始まりそうな機会。配語の爛桃花は laan6 tou4 faa1。英語は、自分に合わない人に出会うこと。桃花運は tou4 faa1 wan6。
揮春 fai1 ceon1 は祝いの言葉を書いた紅い紙。旧正月に貼って運を願う。量詞は張。例文は、年越しにはどの家も門や壁に黏る、という文。黏は nim4。金桔にページはない。to-jyutping は gam1 gat1。
揮春
fai1 ceon1
出典
粤拼は変換ツールと同じ CanCLID to-jyutping で、音声は音節ごとに一つの mp3 です。粤典と音が違うところは、本文に両方の読みを書いてあります。