感情:喊、得意、開心の読み
喊は二条あり、どちらも haam3。第一条の配語には閉店前の喊欄と、魂を呼び戻す喊驚がある。得意の三義は可愛い、面白い、奇妙。得戚に項目はない。
粤典の喊は二条で、読みはどちらも haam3。第一条は語素と標され、大声で話すこと、叫ぶこと。近義は嗌。配語は吶喊、喊欄、喊驚、喊打喊殺。喊欄の英語は、店が閉まる前の最後の値引きの呼び売り。喊驚の英語は、名を大声で呼び、魂を呼び戻す儀式。第二条が動詞で、感情が高ぶって涙が出ること、多くは負の感情から来る。配語は喊包、大喊十、喊苦喊忽。前の二つは英語で crybaby。例文は、泣かないように、と求める。
喊
haam3
得意 dak1 ji3 の三義は一条にある。可愛いこと、面白いまたは特別なこと、そして奇妙なこと。例文は、子どもが可愛い、考えがなかなか面白い、相手がかなり奇妙だ、という三つ。ページ末の参照に得戚がある。得戚に項目はなく、to-jyutping は dak1 cik1。この三義に自満は書かれていない。
得意
dak1 ji3
開心 hoi1 sam1 は楽しいこと。例文は、六合彩の三等に当たり、声を上げるほど喜んだ、という文。配語「有啲唔開心」は、少し楽しくない、と標される。唔開心に独立ページはなく、to-jyutping は m4 hoi1 sam1。
開心
hoi1 sam1
過癮 gwo3 jan5 は二義。一つは面白く、人を愉快にすること。例文は映画とゲーム。もう一つは満たされ、心地よいこと。例文は一気に三時間歌った、という文。
過癮
gwo3 jan5
嬲 nau1 は動詞で、怒り、人を叱りたいこと、人や物に向かって叫ぶこと。例文には進行の形があり、まだ怒っている。發嬲 faat3 nau1 は怒り始めること。例文は、怒り始めると顔全体が赤くなる、と書く。
嬲
nau1
發嬲
faat3 nau1
悶 mun6 も二義。一つは物に面白みがないこと。例文はテレビ番組。もう一つは、人自身が退屈で、やる気が出ないこと。参照に冇癮がある。冇癮にページはなく、to-jyutping は mou5 jan5。
驚 geng1 の第一義は恐れること。配語に驚鬼、得人驚があり、例文は妻を恐れる。第二義は心配で、起こってほしくない悪い場合を持ち出す。例文は、自分ではやり切れないのではないかと恐れる文。
驚
geng1
怕醜は怕羞とも書き、どちらも paa3 cau2。説明は、ほかの人、とくに生保人の前で緊張し、落ち着かないこと。生保は生埗とも書き、saang1 bou2。意味は不慣れ、見知らぬこと。配語は生保人、生保地方、生保牀。
怕醜
paa3 cau2
生保
saang1 bou2
心急 sam1 gap1 は、これ以上待ちたくなく、期待したものへ早く着きたいこと。配語は等得好心急。
心急
sam1 gap1
氹が動詞のときは tam3。異体に𠱁、𧨾がある。第一義は、言葉や振る舞いで人を楽しませる、または怒らせない、心配させないこと。第二義は、人を言いくるめて何かをさせること。配語は氹人入局。名詞は別条で tam5、凼とも書く。くぼみにたまった水で、配語は水氹。同じ条に罠の義もある。to-jyutping は単字「氹」をまず tam5 と読む。再生には異体の「𠱁」を使い、動詞の条に合わせる。
𠱁
tam3
淡定、火滾、心淡に項目はない。to-jyutping は順に daam6 ding6、fo2 gwan2、sam1 taam5。意味は、この三ページには書かれていない。
出典
粤拼は変換ツールと同じ CanCLID to-jyutping で、音声は音節ごとに一つの mp3 です。粤典と音が違うところは、本文に両方の読みを書いてあります。